[キングダム・映画] X [家庭教育・子育て]~【夢】~
こんにちは、Q.O.K SCHOOLの草苅です。
皆さんは[キングダム]という作品をご存知でしょうか!?
ご存知ないわけ、ないですよね?w
[キングダム]を通して[教育]について考える機会を、今後は作っていきたいなと考えています。
ということで今回は、[キングダム・映画]×[家庭教育・子育て]~【夢】~というテーマでお送りいたします!
最後までお読みいただけますと幸いです^_^
目次
- 映画キングダムに込められたメッセージ「夢」
- 「夢」への捉え方
- お子さまの「夢」について
1、映画キングダムに込められたメッセージ「夢」
先日、映画キングダムが地上波で初めて放映され、そこで次回作が決定したことが発表されました。
キングダムファンからしたら待ちに待った瞬間で、歓喜した方も多くいるのではないでしょうか。
さて、映画キングダムの詳細については割愛しますが、この映画の中で強いメッセージを私は「2つ」感じました。
- 「夢」
- 「人の痛みを知ること」
今回はその「夢」というメッセージについて、家庭教育の視点で考察していきたいと思います。
2、「夢」への捉え方
今作の中での「夢」は、2つの側面から描かれていたように感じました。
一つは「夢なんて持っていても仕方ない」という側面。
そしてもう一つは「夢を持つことの価値」という側面。
映画の中では結果的に、「夢なんか持っていても仕方ない」と考える側が敗者となり、「夢を持つことの価値」を信じている側が勝者となりました。
ここで私は、勝者と敗者の間には「夢というものへの捉え方」に違いがあったと感じました。
敗者が抱く「夢」は、いわゆる「自分のための夢」。
例えば、「成果を出したい」「有名になりたい」「大金持ちになりたい」など、その「夢」の中に「自分」しかいませんでした。
逆に勝者が抱く「夢」というものには、「自分以外の誰かの存在」が確かにありました。
例えば、「〇〇と共に抱いた夢」「〇〇の無念をはらすための夢」「〇〇のための夢」などです。
『抱く夢の中に誰か大切な人の存在を含ませることで、初めて夢というものが人の支えとなり、力となり、限界を乗り越えていく原動力となり得る。』
そんな原則を学ぶことができた気がしました。
3、お子さまの「夢」について
夢を叶えるというものへの見方は、一般的にはキングダムでいう「自分のための夢」を指すような気がしています。
よって、保護者さまが「お子さまには夢を叶えてもらいたい」と多少なりと思っていたとして、視点は「お子さま」止まりになりやすいと感じています。
『お子さまの先にいる人を見る』
その視点が、よりお子さまの「夢」を応援していくにあたり、大切になるポイントであると、映画キングダムを観て感じさせられました。
「夢」というものは、もはや「手法」。
「目的」は「その先」にあるものなのです。
それが、映画キングダムから学ぶ「夢というものへの捉え方」だと思います。
成長段階やそのときの状況によりますが、「夢を持てれば良い」わけではないということです。
引き続き、考えていきましょう^_^