皆さんこんにちは、Q.O.K SCHOOL代表・TCS認定コーチの草苅です!
今回は「 オウム返し 」というものを、「家庭教育・子育て」の中でどのように活用していくことができるのか考えていきます。
特に2歳前後のお子さまを持つ保護者の方々に参考となる内容になっています。
最後までお読みいただくことで、今まで以上に「子どもの言語発達の手助けをしている自信や保護者としての肯定感を高められる」に違いありません!
是非ご一読いただけますと幸いです!
オウム返し2.0とは?
皆さんも「オウム返し」という言葉はご存知かと思います。
オウム返し
相手が言ったことをそのまま繰り返すこと
今回はこの「オウム返し」の進化版である、「オウム返し2.0」をご紹介します!
オウム返し2.0
相手が言ったことをそのまま繰り返した後、正しい表現に多少整えた上でもう一度繰り返すこと
(例)「持ってくるしてねー」 ➡ 「持ってくるしてねー。あっ、持ってきてねーってことかなー」
オウム返し2.0の前提
まず、「オウム返し2.0」を実践する一番の目的は、「 話、ちゃんと聴いているよ^_^ 」という感覚を子どもに持ってもらうことです。
ですので、「言語発達」は最優先事項ではありません。
少なくても、私の中では、ですが。
だからこそ「オウム返し2.0」を実践して、子どもが言ったことを多少整えて繰り返していくわけですが、たとえ子どもが謎の表現で話し続けていても、それは大した問題ではないということです。
『 何度整えても正しい言葉が出てこない。なんで?なんでできるようにならないの? 』
こういった思考は、保護者自身へのストレスや疑念を生むことに繋がるだけでなく、子どもへの不必要な厳しさを生む原因になりかねないためです。
「オウム返し2.0」は、言語発達に効果的だと、私は経験上実感しています。
ただ、上記した考え方は、決して忘れないでおいていただきたいと感じています。
子どもの成長のポイントは、何よりも「安心感」が最重要!!
それだけは忘れることなく、「オウム返し2.0」にチャレンジいただけたらと思います。
オウム返し2.0の実践
我が子について言えば、2歳になったタイミングで「お店屋さんごっこ」が急にブームとなりました。
「いらっしゃいませ~」
一日中、何かを売る気満々でしたw
しかし、言葉を覚えたての子どものため、何やら謎の言い回しをすることが多くあります。
前記した通り、「 正しいことが大切 」なわけではないので「矯正」するような考え方は1ミリもありません。
その上で、「子どもが言ったことを多少整えて繰り返し言葉を返す」ということを実践し続けていきました。
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子「いらっしゃいませ~」
私「ハンバーガーありますかー?」
子「ハンバーガーないでーす」
私「ハンバーガーはないんですねー。じゃあ、ポテトはありますかー?」
子「ポテトないでーす」
私「ポテトもないんですねー。ジュースはありますかー?」
子「ジュースあるですよー」
私「ジュースあるですかー?ジュースありますよーってことかな?」
子「ジュースありますよー」
私「じゃあジュースくださいなー」
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こんな感じですねw
本当に些細な部分にはなりますが、こういった形で地道なやり取りを続けていくことで、子どもの言葉が成長していく感覚を覚えています。
結局は、「 丁寧に話を聴き、子どもの聴いてもらっているという実感を届けること 」が最も重要なんでしょうかね^_^
お子さまとの関わりについて参考になりましたら幸いです!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!